LO(ライフオーガナイザー)的 右と左で何が違う
脳を使うとき、「右」はイメージ、「左」は理論、とか言いますが、LOはインプットとアウトプットを「右左」で判断します。
もちろん、そんな簡単なことではないので、あくまで目安ですが・・・
昨年のことになりますが、この「左」と「右」を実感する出来事がありました。
お仕事で、分析資料を作っていた時のことです。
「分析」というので、数字や文字を使うことが多くなります。
考えることも、この数字から読み取れるもの、この文章で相手に納得してもらうもの、と一生懸命考えるわけです。
プレゼントはいかなくても、色々相手に伝えたいことがあって、伝えたいことの中に大切なことがあるので、大切なことが一番伝わるようにするにはどうすればいいかを考えなくてはいけないわけです。
で、腕を組んで考えている時でした。
私は「左」で入力し、「右」で出力するタイプだったのですが、その時は出力も「左」になっていて、いつものように「右」に戻してもなんだか納まりが悪いのです。
「左」にすると、すんなりするのになぁ・・・と帰りの電車で腕を組んでいたのが「右」。
一日のうちでこんなにはっきりと出てしまうなんて珍しいなぁ・・・と。
「左」「右」なんて、変化するもんです。
ただ、一日のそれも数時間で変わってしまうなんて、私って形から入るタイプなのかもしれない・・・と実感したのでした。
分析中は結論も考えるし、導くための文章や書き方も考える。
理論的な運びにするために脳が一生懸命なんだなぁ・・・と。
眠りも深いので、脳が働いてるんだなぁと実感。
テレビなどでは、「右も左も関係ありません」といいますが、「感情」などを考えると「右」と「左」で考え方が変わるのもありではないかなぁと思うのです。
ロジカルで考える人もいるし、イメージで考える人もいる。
二種類しかないわけじゃなくて、頭の中でイメージして出力するときの選択肢が少し異なるのだと考えています。
選択肢だと思えば、どちらも人間はあるのだろうし、ただ使わないだけ。
そう考えれば、「どうして?」と悩む必要がなくなります。
私は「左」を選んで、あの人は「右」を選んだ。
それだけのことだと思うだけで、理解不能だとか、不快だとか無くなりますよね?
「ウチはウチ、ヨソはヨソ」
母親の言葉は凄く正しい。
ただし、家族でもそうなのだよ・・と不足分を心で補うようにしています。
家族でも自分ではない人なんですから。