まるくくらす

日々の暮らしを少しでも気分良く過ごすために考えていることとか・・・

LO(ライフオーガナイザー)的 その時が来るまでに

エンディングについてのセミナーを受けてまいりました。
その時に、「何故このセミナーを受講したか」というワークがあって、初めて自分の事を話しました。
話しているうちに、泣いてしまうという事に・・・
今は何故泣いたのだろうと考えてしまうのですが、口に出すと泣いてしまうのです。
思っているだけ、思いだすだけなら何とかなりますが、言葉にする、声に出すというのは驚くべき感情を吐き出す事なんだと実感しました。
知らせを聞いた時には、何故か泣くことが出来なかった。
仕事先で電話で聞いたという事もあるし、一緒に働いていた主人にどうやって伝えたらいいのか分からなかった。
それくらい、動揺していた。
でも、泣かなかった。
帰って、ようやく姿と見て実感した。
湯灌をするときに、「見ないで」と言ってふすまを閉めた。
見て欲しくなかったから。
見せたくなかったから。
最後まで綺麗なままで覚えていて欲しいと思ったから。

私がLOを探して、なろうと思ったきっかけはこれだった。
自分自身を整理するためにどうすればいいかを探した結果だった。

「収納整理アドバイザー」とか「お片付け講座」なんて必要なかった。
ただ、ただ、自分を整理したかっただけなのだと気付いた。
だから、LOの考え方は私にマッチしたのかもしれない。
そして、CLOという「慢性的に片付けられない人のためのオーガナイザー」という資格もこのために取得したのだと、今なら思える。
私のように、自分自身を整理したい人がいるんじゃないかと。
自分自身を整理出来ないから、片付かない人が居るのではないかと思うから。

今、書いていてぶわぁっと感情が昂った。
やっぱり、LOになって良かったと思う。
それは、この感情をどうすれば持てあまさずにいられるかを自分で考えることが出来るから。

私は、猫のようにこっそり姿と消したいと思っている。
誰にも見送られなくていい。
出来るだけ、誰にも知られずに片付きたいと思っている。
そして、「そういえば・・・」と言われるくらいでいいし、そう思ってもらえるのが本望。

誰かの手をわずらわすことなく、消えたいと思っているけれど、日本人に生まれ、戸籍も持っている以上、公的に居なくなったことを証明しなくてはいけない。
だから、手を煩わせるのは最低限でいいと思っている。
税金でなくても、サービスでもいい。
私を見送って欲しいのではない。
私が居なくなったことを、お役所に届けて欲しいだけだ。

だから、私は身軽でいたいと考えて、LOとなって、自分自身のお片付けを考えているのだろう。

と言うわけで、次回から少しセミナーについて記載しようかと思います。