まるくくらす

日々の暮らしを少しでも気分良く過ごすために考えていることとか・・・

LO的 年上の人との付き合い方

元気な状態でいたいと願うけれど、元気な状態とはどの状態を言うのでしょうか?

私は、年齢を重ねるごとに、元気な状態と要介護状態のはざまであることが重要だと思うのです。

年齢を重ねるということは、身体機能が衰えてくるのはしかたのないことです。
衰える機能を無理に今まで通り使おうとするから、尚のこと、壊れやすくなるし、自分自身がその現実に落ち込んでしまうわけです。

体は労わることで、元気でいることと要介護状態のはざまとなる訳です。
一人でなんでも出来るわけではないけれど、何も出来ないわけでもない。
ウチはまさにこの状態です。

なので、家事は任せています。
基本的にしていただいたことについて、文句を本人には言いません。
時間と体力と相談してもらって、出来る限りで構わないという方向でお願いしています。

まぁ、洗濯機は全自動だし、回してもらってあれば、いつでも干せる環境です。
掃除は基本的にモップ掛けで十分。
場所は1階のみ、ただし2階をしてもらっているようで、そこについては何も言わない。
ダスキンが月一で来てくれるし、新聞屋も月一の集金がある。
料理は作ってあったらラッキーだと考えているし、作らなくてはいけない場合は、自分の好きなものを食べられると考えるようにしている。
絶対にしておいて欲しいとは言わない。
どれも、できる範囲で構わないわけです。

イラつく人もいるでしょうが、してあれば、手間が省けてラッキーだし、していなければ、自分のペースで出来るのでラッキーだと思うのです。

ウチは子供がいないので、お子さんがいての同居とは違いますが…
私が働いてるので専業主婦の方とも違うでしょう。

人間関係なんて、そもそも無数のパターンがある訳です。
だからこそ疲れる。
自分の肉親、子供でさえそうなだから、急に一緒に暮らし始めた相手との気詰まり感はハンパないものなのだと考えればいい。
だからこそ、自分の感情をうまくコントロールすることと、歳を重ねた相手であれば、出来ることを尊重したいと思うように心掛けています。

自分以外の人と暮らすことはとても大変なことです。
まして、自分よりも長く生きている人が相手であれば、自分が譲れない部分もがあるとすれば、相手はもっと譲れない部分があるはずなのです。
それに、異なる点が多いのも特徴の一つ。

そんな時は、「関心は持つ でも、手は出さない」

私の中の同居ルールです。

好きな相手との同居については、これからの関係改善も自分の中で納得するから、変わることも怖くはない。
でも、そうでない相手との同居は妥協点を見極めるのが大切です。
これがないと大変です。
だから、今は別々の住居で、少しだけ重なる環境を作るのが心地いいのかもしれません。

家族に祝福されて結婚する方が心も楽になります。
でも、それと相手の家族との同居は別次元で別問題。

ウチは結婚式も、家を建てる時も、旦那さんの家族からの援助はいただいておりません。
もちろん、結婚した義理姉さんの家からはお祝い金を頂きましたが、同居予定の義理ママと義理妹さんからは何も。
もちろん、最初から貰うつもりは全くなくて、貰わずに計画を立てました。
「金も出させないし、口も出させない」を有言実行させていただいたわけです。

ソコはダンナさんとの合致した意見だったので、私たちの間では問題がありませんでしたが、親戚からは結構言われていたように思います。
今考えると、義理ママも正直ついて行けてなかったかもしれません。

義理ママは70代後半、俗に言う後期高齢者
戦中生まれの世代であり、子供が親の面倒を見るのは当たり前だから、同居は当たり前。
この考え方がバッチリ当てはまるわけです。
ただし、義理ママ自身は姑さんとの同居なんかしたことがありません。
その辺の考え方と振る舞いが一致しないもの、この世代だったりするのかもしれません。

さすがに最初から同居する気がなく、別居して仕事を続けていた私は、義理ママのイメージしていたお嫁さんとはかけ離れた存在だったと思います。
「嫁」と認識するのに時間がかかったんじゃないかと思います。
特別、義理ママとこんな話をしたことはありません。

さらけ出す関係が全てではありません。
互いに考えていることを言い合えば済むわけではないのです。
相手の考えを尊重できるかどうかであって、聞かなければ知らなかったで済むわけですから、その方が気持ちも楽になります。

義理ママはたまにダンナさんにあたっているようですが(笑)

ダンナさんの素晴らしいところはその辺をよく見極めていて、義理ママの不満を私に言ってきますが、それでおしまい。
私がやらなければそれでもまぁいいかと。
義理ママには「言った」というスタンスで臨めるし、私が無理をすれば体調を崩すことも重々承知しているから。
働いている以上、家族よりも仕事に穴を開けないこと。
私はそう思うからです。
そして、ダンナさんはその考えを理解してくれてます。

とはいえ、世間一般的なお嫁さんに縛られてた私は、ライフオーガナイザーに出会ってホッとしています。
自分の気持ちの軸を持つことで、私自身が変わったと思うので。

義理ママに対しても変わったと思います。
仕事をしているから家のことを絶対にして欲しいなんて思っていないし、私が完璧に出来るとも思っていない。
だからこそ、妥協ラインが必要。

義理ママの年齢を考えれば、長生きするにはそれなりの運動が必要。
だから、動く範囲で構わないと思っています。
自分の食べたいものを作る
自分のやりたいことをする
それなりの体力がないとできない事だからこそ、それくらいのことが出来ればいいと考えることにしています。