まるくくらす

日々の暮らしを少しでも気分良く過ごすために考えていることとか・・・

LO的 ADHDの勉強を始めました

「余裕の連鎖で心も身体もすっきり」

ライフオーガナイザー Kuraです。

 

私はLOとしてちょっとだけ活動しています。

ご相談を受けて、ご相談者の背中を押す程度のことですが・・・

 

また、CLOとして地元の方のボランティアをしています。

CLOというのは、サーティファイド・ライフオーガナイザーと言います。

LOが現在よりも、より自分らしく整えるためのお手伝いだとすれば、CLOは自分らしく片づけるためのスタートラインに立つためのお手伝いといったところでしょうか?

ADDやADHDなどの機能障害や学習障害などを持つ方に対して、空間の整え方や、時間の管理、情報の管理などを主に行います。

言うなれば、「片づけられない人のためのオーガナイズ」を専門とします。

 

子供のころから片づけられない

片付かないことで忘れ物が多い もしくは、失くしものが多い

自分ひとりでは片づけがはかどらない

 

上記に思い当たる方がいたら、CLOの出番かもしれません。

 

ここからは、今ボランティアをしている方のことを少しだけ・・・

 

この頃は「お片付け」がブームとなり、きれいにしている人ももっと片づけたい。

断捨離などのミニマリストも多くいます。

そんな中で「ごみ屋敷」として、番組が一本出来てしまうほどです。

私がボランティアで行っている相手もそんな中の一人です。

でも、その方にはその方なりのラインがあり、それが一般的なラインと少し外れていることもあって、周囲の理解が薄く、それが軋轢になっていました。

今でも、ご近所の方はあまり良くは思われていないかもしれませんが、その方の住居はそこにあって、その方もそこにいる。

そんな中で、少しずつ片づけていこうと声をかけました。

役所の方にも働きかけて、少しずつ良い方向に向かっているとは思います。

ただ、とても地道な作業です。

微々たる変化のため、中々気づかないこともあります。

それでも、その方のラインが少しずつ変わっていくのを感じると、お手伝いをしていてよかったなぁと思います。

ラインの変化は自分でしか出来ません。

私たちやお役所が、「このラインに合わせろ」と無理やり従わせるのではなく、本人が自ら自分のラインを少しずつ変化させていく。

それが私たちの見守りであります。

一緒に片づけ作業をすることもありますが、その方の方法を見守ります。

「この方が早い」「この方がいい」というのは、周囲の考えであり、それを取り入れるかどうかは本人しか出来ません。

取り入れればいいのにと無理強いをしても、それでは本人のためにならないのです。

「わからずや」「偏屈」といった自分本位の感情で相手を傷つけては、本人は殻に閉じこもるばかりです。

 

CLOは本人の希望を取り入れる片づけを推奨します。

それだけでなく、一緒に片づけ作業を行います。

一緒に行うことで、本人が今何をしているのか、これから何をすればいいのかに迷わずに済むのです、

 

ADDやADHDの方も片づけが苦手な方が多いです。

それは脳のメカニズムだったり、環境のせいだったりということもあるので、今はそこを勉強しています。

自分にも当てはまることが多いので、そんな自分も理解していきたいと思います。

 

周囲に片づけられずに困っている方がいたら、「LO」や「CLO」という手段を教えてあげてほしいと思います。

 

助けるなんておこがましいけれど、サポート出来るはずだから・・・