まるくくらす

日々の暮らしを少しでも気分良く過ごすために考えていることとか・・・

LO的 片づけについて №01

ライフオーガナイザーのKuraです。

 

随分ブログを書いていないので、年度の替わったこのタイミングで始めようと思います。

 

ライフオーガナイザーとして大きく活動はしていませんが、日々ライフオーガナイザーの考え方を取り入れながら仕事をしているつもりです。

 

ライフオーガナイザーのお仕事がメインとなればいいのですが、今回はお仕事の内容が気に入っていることもあり、メイン業務を派遣でのお仕事に切り替えています。

気に入ったのは、考え方を柔軟にしていないとできない仕事内容だということ。

ライフオーガナイザーとして学んだ「一人ひとりの片づけ方」に通じるものがあります。

それぞれの立場の方からの話を聞くことで、その中で私が選択できる最もいい方向を見つけていく。

私の考えではなく、みんなの考え方を取りまとめて、進めていく。

難しい仕事ではありますが、とてもやりがいもあります。

ただ、派遣の業務内容としては、少し難しいところもあり、そこもうまく調整し、要請していくのは、段取りでもあります。

ライフオーガナイザーとして学んだことが、仕事にも生かされていると思うのはこんな時です。

 

例えば、資料を作る時の場合でも、「誰に」「何を」伝えるのか?

色んな要素が絡み合います。

もちろん、一人に向けての資料であれば難しくはありませんが、会社というのは、個人に見せる資料はほとんどありません。

会議で使うなど、不特定多数の方に見てもらうことも多くあります。

自分で説明する場合もありますし、ほかの方にお願いする場合もあります。そんなときに、自分勝手な資料を作っては相手に伝わりません。

説明してくれる相手にも伝わりません。

伝えるためにはコミュニケーションも必要になりますし、相手のことを受け入れる体制も必要になります。

仕事だからこそ、コミュニケーションが大事なのです。

家族なら言わなくてもわかってもらえる。

友人なら言わなくてもわかってもらえる。

そうではない会社というカテゴリの中には、自分には思いもよらない考え方をする人もいるし、私の気持ちを知ることすらしてくれない人もいるのです。

それが悪いのではなく、それが当たり前のことなのだと今は思いますが、それが中々切り替えられない人も多いのです。

そうすると「仕事がやりづらい」と感じてしまうでしょう。

「当たり前」を受け入れるのに、時間がかかるからです。

中には順応性があり、早めに対処できる方もいますが、多くは短期間では受け入れることは難しい。

私は、派遣契約したからには、受け入れるのとは別次元で仕事を進めていく必要があると考えるので、無理に受け入れることはありません。

「こういうもの」だと割り切るようにしています。

 

「派遣」に限らず、正社員の方であっても、新しい職場への移動や、出向などによって環境が著しく変化することはあるでしょう。

今までの居場所が良かった場合、次でも同じように良かったと思えるような環境づくりを自らしていかなくてはいけません。

 

そこで「ライフオーガナイザー」で学んだことや、「アンガーマネジメント」で学んだことが役に立つのです。

 

私は、学ぶ前から同じようにしてきたつもりでも、理屈として知っているのと、知らないのとでは大きく感情面で異なってきます。

知っている安心感とでも言いましょうか?

それまでは、そのやり方が正しいかどうかが分からなくて不安だったけれど、学ぶことで私のやり方が「正しい」のではなく、「それでいい」という思いに変わりました。

 

「正しい」かなんて言うのは、だれにも分かるものではないので、「それでいい」と自己肯定することで、自分の作業が前に進みます。

上司からの指示がある、派遣社員としての働き方ではあるけれども、指示されたことの中で自分なりの工夫をしておくことで、柔軟な対応に繋げることも出来ます。

 

派遣は業務内容をはっきりと決めてから契約をすることも多く、内容にそぐわない業務は断ることも出来ます。

それが派遣のメリットでもあると思いますが、自分自身で範囲を狭めることにもなります。

許される限りの範囲で、自分の思う作業は準備しておきたい。

 

余談ですが、私は派遣で働くことを続けようと思っているため、今の流れは正直困るなぁと思います。(派遣社員も正社員に・・・という考え方という意味です)

自由な働き方をしてもいいと思うし、会社がもっと柔軟に対応できるはずのことをしていないから、矛盾が生まれているのではないかと思います。

会社で自浄作用がなくなっているから、法制に頼ることになる。

法制は決して何かを固定するためのものではないと思います。

どちらかと言えば、線引きに近い感じであってほしい。

処罰は必要だけれど、処罰対象にならなかったら、何をしてもいいという考え方は今の若人ではなく、ミドル、シニア世代が持っているからだと思います。

 

誰も見ていなければ、赤信号で渡ってもOK

成績がいいから、制服を着崩してもOK

車が来ていないから、横断歩道でなくても道を渡ってOK

など、この考え方は若い世代の考え方ではなく、今日本の全体的な考え方だと思います。

 

別に誰かのために生きるなんてきれいごとは言わないけれど、出来れば、ほかの人のことも考えて生きる方がいい。

ライフオーガナイザーとして、そんな風に生きていけるといいなぁと思っているのです。

 

タイトルとは全然違ってしまいましたが、私がどのように考えて片づけをしようとしているか・・・根幹のお話でした。