LO的 片づけについて №03
ライフオーガナイザーのKuraです。
私の中では「片づける」というのは、「片をつける」という意味でもあります。
現状に対して、自分の中のライン上まで「片をつける」。
そして、片手間でそれを行うのが私の「片づける」ということです。
まず「片をつける」というのは、「物事をきちんと処理する」という意味があります。
この場合、部屋をきちんと処理するという意味です。
元あった場所に戻す。
自分の思うイメージ通りに部屋を整える。
それが「片づける」ということ。
毎日、毎回、きちんと部屋が整っていなくてもいいと思います。
思い立った時に、自分のイメージ通りに処理できる手順を整えておく、自分のイメージ通りの場所に配置できる。
「やろう」と思った時に、それが滞りなくできること。
それが私の中での「片づける」です。
あとは「片手間」で片づけるということ。
「片手間」とは、本業のあいまにして済む程度の手間という意味があります。
だから、「やろう」と大々的な気持ちのもとにするのではなく、洗濯機が回っている時間中、料理で煮込み料理をしている時間の中など、メイン作業の合間に済む程度の片づけをちょこちょこと数多く行う。
ただし、そのためには最初の「自分のイメージ通りに処理ができること」がお約束となります。
そうしないと、片手間での片づけが出来なくなるからです。
そう考えると、「大掃除」は疲れるというのは当たり前なのかもしれません。
家全体を片付ける、掃除する、整える。
これらをすべていっぺんに流れで行うわけですからね。
私は「余裕の連鎖で心も身体もすっきり」をモットーにしています。
№02でも言いましたが、「準備しておくことは、整えておくこと」です。
片手間で片づけを続けることが、私の中で「整える」をキープする手段でもあるのです。
思い立ったが吉日の私には、このやり方が分かりやすい。
普段はざっくりと片手間に片づけておいて、「エイヤー」となった時に、それぞれのルールで整えていく。
そのためには、ざっくりの時に、その後はどうするのかが分かっていないとだめなのかもしれません。
本来は「ここにしまう」というのが最終目的だったとするならば、普段はその一歩手間のところにまとめておく。
そして一気に片を付ける。
大掃除まで引き延ばす必要性はなく、季節の変わり目など、衣替えなど、それぞれにきっかけやタイミングを起こすこと。
「エイヤー」ではありますが、その「エイヤー」のトリガーを色々と仕掛けておくことで、年に一度の「大掃除」まで貯めるなんてことは無くなるものです。
今日は気温も高く、冬物を一掃する時間もありました。
私の中の「エイヤー」が動いた瞬間です。
今日は、春先~夏前の肌寒さ用の綿毛布やベッドカバーなど、着せ替える直前に洗って、冬物をまとめておく。
冬用の毛布やベッドカバーなどは、片づける場所は空けてあるし、どのボックスを使うかも決めている。
次の休日にコインランドリーで洗濯、乾燥させてボックスにしまえば、OK。
コードはクリーニング半額の時にちょっと先走って預けたこともあり、戻ってきてからクローゼットの片づけ位置にかけるだけ。
靴はブーツを片付けて、その分だけ、パンプスやスニーカーをメインに下駄箱を整理する。
こうやって、そのタイミングでするだけの作業を決めておく。
バッグや洋服は季節を問わずに全部を同じ場所に保管することで、片手間片づけの中でほぼ終了可能。
季節ものに流されないことは、基本的に「片手間に片づける」がモットー。
こうやって、自分の中で、普段しておけばいいことと「エイヤー」のタイミングで行うことを決めておく。
それであれば、あちこち考えることもない。
片づけるということは何もきれいに整えるということではないと思います。
使いやすさから考えるという手もあるし、みんなが使うのだからという考え方もありなのです。
「奇麗」は他人からの評価であり、自分のルールのラインでもあります。
インテリアの本のような配置では暮らせない。
本に紹介された人はその暮らし方があっているだろうけれど、自分には合っていないかもしれない。
そう思ったら、自分の暮らし方を見直すきっかけが来ているのかもしれません。
ライフオーガナイザーは相談者に寄り添って、片づけを考えます。
そして、相談者が片づけを楽しんで、キープしていけるようフォローもします。
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