LO(ライフオーガナイザー)的 「節約」について
お金が降ってこないかなぁ・・・なんて時折思うのですが、皆は思わないのかなぁ・・・
色々と欲しいものがある、やりたいことがある、将来のための蓄え、漠然として不安へのため、「お金をためよう」と思う事があるかと思います。
お金を貯めるときに思うのは「節約」。
でも、「節約」も「目的」あってこその行為です。
(ここでいう目的とは「お金をためる」ことではないのでソコは注意が必要)
※「目的」とは実現しようとしてめざす事柄。行動のねらい。めあて。
デジタル大辞泉 目的の用語解説より
だから、実現しようとして目指す事柄です。
「実現目指す事柄」?
「お金を貯める」は実現を目指す事柄ではないはず。
その貯めたお金で「美味しいものを食べる」「旅行に行く」「セミナーに行く」など。
分かりやすい目的を書きましたが、リアルな事柄を目指して「お金を貯める」。
これであれば「節約」もやろうと言う気になるというものです。
そのため、「貯金をしよう、だから節約しよう」は続かない。
貯蓄は「将来の不安」というあまりにも大きな課題に対しての行動ではありません。
あくまで、「不安」解消の手段でしかなくて・・・
本来の「貯蓄」とは目標である方がいいと思います。
「将来が不安だから、1年後にマンションを買おう」としての「貯蓄」。
「将来が不安だから、2年後には結婚したい、そのための婚活費用」としての「貯蓄」。
自分の生き方を決める時に、少しずつでも前に進みたいと思う時に、その目的が明確になります。
だから、目的に対して、方法や手段が明確になります。
そして、ゴールがに適した身の丈を知ることが出来ます。
目的達成後、新しい生き方の条件の一つとなり、また別の目的が出来る。
それに向かって、「貯蓄」。
無駄ではないサイクルだと思います。
ただ「節約」しているだけでは、無駄ではないことが目に見えません。
だからくじけてしまう。
先取りが有利なのは、知らないうちに口座から移されていることで、くじけることはありません。
見えないのですから・・・
ただし、目的のない「貯蓄」は自分を追い詰めてしまう事もあります。
「貯蓄」をする前に、自分の行動パターンを知って、年間トータルを知ること。
自分がどれだけの経費を必要としているかを知って、理想の数字を考えることです。
そうすれば、「1万円貯金」とか「出来るだけ貯金」ではなく、金額も明確になり、金額も期間も自分で計画して「貯める」パターンを作ることが出来ます。
周りにもそれを伝えることで、認知してもらうという喜びも生まれます。
【自分の行動パターンを知って、年間トータルを知ること】
LO的に考える「節約」は、電気や個人消費を縮小するものではありません。
自分の使うべき目的を明確にすることが、「節約」への第一歩です。